このあたりの宿は、修験道者・行者さん用の宿を一般客にも提供している、って感じですかね。
趣があって、超自分好みの宿です。部屋は、
八畳二間続きに畳敷きの廊下(?)が畳八枚分、
上がり口が三畳ほど・・・え~と、一人だけなんですけど・・・
これだけ広いと落ち着かないですね
部屋から外を見たところ。メインストリート「行者通り」に面してます。
お風呂は、
露天庭風呂と
内湯の備長炭風呂。
ここはシステムが変わっていて、夕方は男女入れ替え制ですが、その時間以外は、先着貸し切り制。誰も使っていないときは、「貸し切り中」の札を出して、鍵掛けて独り占めすることができます。まあ、客室が六部屋程度しかないので出来ることでしょうね。今回も何度もお風呂頂きましたが、両方貸し切り中は一回もなかったです。
晩御飯です。鮎の塩焼き、鴨小鍋、天婦羅など多種です。日本酒頂きましたが良いアテばかりで旨かったです。冬はボタン鍋が美味しいらしいので冬にも来たいですね。
日が暮れると、
行者通りの宿中に提灯が灯り雰囲気抜群。浴衣姿のカップル、家族が縁側でデザート食ったりして楽しそうですね。
にしても、日が暮れると風が冷たくて少し寒いぐらいです。下界では、最高気温37℃とか、何日連続熱帯夜とか・・・ここは天国です。
で、冷えた体を温泉で温めて就寝です。
そして朝。6:00am前に起床です。
朝早くから修行へ行かれる行者さんたち。昨日見たのが山から下りてきた行者さんに屈んで跨いでもらう婆さんたち。お山は今でも女人禁制なので、御利益に預かっているのでしょうね。こういう風習は知りませんでした。
なお、時折ほら貝が聞こえます。出陣ですかね。
で、二風呂浴びて、
朝飯です。普通の朝ごはんですけど、旅館で食う朝飯は旨いです。朝飯後は、一息ついて風呂、風呂。
そんな風にのんびりと過ごして、チェックアウトです。
チェックアウト時、御主人から周辺のスポットを色々と教えてもらいましたが昨日行ったとこばかりで申し訳なかったです。山歩きも楽しそうだけど、疲れて帰宅できなくなるので御免なさいってことで。
で、名残惜しいですが、途中道の駅で買い物する程度でドライブを満喫し帰宅です。
洞川温泉、萎びた温泉街ですがワビサビがいいです。また行きたくなる温泉ですね。